まずは上越新幹線と上信電鉄で、群馬県の下仁田駅まで移動。
そこから大上峠~十石峠~志賀坂峠と越えて秩父へ。299号線で飯能~所沢を通って地元川崎まで190km弱のルート。
上信電鉄は、時間帯によって事前申し込みで自転車をそのまま持ち込めるサービスをやっているそう。これはいいですね。乗車した電車にも、地元の方4人組が持ち込んでました。
大上峠に向かって街道を進むと、まず現れるのが蝉の渓谷。岩が削られた光景が見事です。
写真の橋を渡ったら、きれいに整備された駐車場があるので、すぐわかりますよ。
砥沢宿付近。山をバックに、赤い鮮やかな屋根のお家が連なります。
林道大上線に入っても全体に道幅は広くて、路面もまずまず。序盤は斜度もそれほどじゃないですね。
なんもく村自然公園キャンプ場のあたりから、ぐっときつくなってきます。大上峠手前には10.4%の標識が。
神奈川県の仁ヶ久保林道がコンマ1桁まである標識で有名ですが、他にもあるんですねぇ。
大上峠は群馬県と長野県の県境です。長野側に入ったら国道299号線武州街道まで下ります。
路面はひび割れはありますが、まぁ許容範囲かな。
古谷ダムのちょい下流で299号に合流、ダム上部はほぼ平坦のワインディング。
少し進むと、乙女の森バンガロー村。管理棟入口に自販機あるので、ドリンクが心細かったら補給しときましょう。上野村に下るまで補給できません。
バンガロー村を越えると道幅が狭くなってきて、雰囲気も山の中腹まで上がってきたのかなというイメージに。
カーブに番号が振ってあります。群馬側から(要は峠から)振られてるので、1番を過ぎれば峠。
いわばゴールまでのカウントダウンなのだけど、微妙な緩いカーブはカウント外だったりして、減ってないよーと凹むw
十石峠のシンボル、展望台。
展望台や駐車場、トイレなどの設備は長野側にあります。県と町の標識も長野の方が大きくて立派(群馬のは錆も出てるし‥)。どちらがお金をかけてるかというのがわかるようですw
群馬側にも、峠の名前を入れた碑や、ソーラーパネルを装備した電光掲示板なんかはあるんですけどね。
群馬側を下るには、299号と林道の2ルートあります。
どうしようかと思いつつ分岐へ到達したら、299号は崩落の除去工事のため通行止め。
そのため自動的に林道矢弓沢線になりましたが、正解ですね。
尾根付近に張り付いてる林道をはるか先まで見通すことができて、そうは見ることのできない雄大な光景には思わず口をあけてしまいましたよ。
若干道幅は狭いですが、路面は良好で快適に下れます。
299号は神流町合同庁舎を越えたら、秩父方面へ右折。
今回のルートは基本的に299号をずっと行けばいいので、わかりやすい。
しばらく進むと恐竜の足跡の化石が。
時間があったら恐竜センターにも寄ってみると楽しいですよ。
ここから志賀坂峠まで、ちょっと斜度のある上り。
志賀坂峠はトンネルで通過。トンネルを出ると山が開けていて、一気に広がる眺望とともに感動にも似た気持ちが広がりましたね。
車で通過したら、どうってことないのでしょうけど、ここまで自分の足で走ってきて得られた光景ですから。
山を降りると、平坦と若干の下りで小鹿野まで。
実は今回のルート、下仁田駅前を過ぎたら小鹿野の手前まで信号がないんです!
休憩をどうしようなんて考えちゃうくらい、信号がない。
わざと止まるのもなんだし、走り続けるしかないでしょなんて気分になっちゃいました。
ミューズパークの中を快適に走り‥
秩父駅近くで、秩父蕎麦の補給!
こんなに美味い蕎麦は初めてだというくらい、美味かったですねw
日も暮れてましたけど、ここから90km走って帰宅。
自分の力で走り、素晴らしい光景に出会い、自分の力で帰ってくる。
こんな体験ができるのも、自転車という素晴らしい乗り物のおかげなんですよね。
ロードバイクが趣味で、本当に良かったなぁとしみじみ感じた1日でした。
より大きな地図で 下仁田~秩父 を表示
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