2011年6月9日木曜日

CANYON Ultimate CF フレーム特性

組み上がってから走ってきた印象に加え、登坂含む145km・平地主体103kmと2日続けて走り込んだことで、だいぶUltimate CFの走らせ方がわかってきた気がします。
ヘタレとしては登坂の翌日となると結構足にきてるわけですが、思いのほか走ることができたなー

CFやCF SLXについて、「けっこう普通」「乗り換えてみて、これはすごい!みたいな驚きはなかった」といったインプレが散見されますが、確かに、ハッキリとわかる尖がった特長は感じられません。

よく、乾いた感じとか、パリッとした乗り味みたいな表現をしますが、それが近いのかな。踏み込むと溜めがあり、それが推進力として返ってくるといった、フレームからのフィードバック感は薄いです。フレームの存在感が希薄というか。
例えば加速感について、溜めから反発がくると、一踏みごとにぐいぐいと速度が乗っていく感覚になり、フレームの存在を感じやすいし、それがある意味躍動感のような印象や、やる気にさせる演出になっていると思うのです。

Ultimate CFは、車で言うとCVTの特長ある加速感というか。
エンジン回転数一定のまま、プーリーのギア比を変動して連続加速していく、あのちょっと妙な感覚。
もちろん自転車で加速するにはケイデンスが上がるし、ギアも重くなるけど、漕ぎと速度の連動性が薄い感覚ということで。
メリハリがあるタイプではなく、非常にスムーズな走行感なんだと思います。
加速を感じるのではなく、いつの間にか速度がのってるみたいな。

なので、パワーで踏むというよりも丁寧に回してやることがポイントなんだろうなと思う次第。

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